退院はしましたが。
何しろ片眼なもので、何かを見たり、考えたりの気力がありません。来月、左目の手術をします。
12日に、左目を失明。14日から、入院中です。
2月以降、いろいろ体調不良でした。ついに倒れて救急車で、病院へ。しばらく入院中です。
『等式不成立を最終とするなら、そこには絶望しかない。等式がただ成立しないという現実しかない。それを証明して何を得られると言うのか?』。フェルマーの最終定理とは哲学だった。だから、最終定理ではなく、出発定理としなければいけない。
『フェルマーの最終定理』とは、哲学だった。迷宮数に満たされた3乗世界。そこには等式はなかった。しかし、絶妙な迷宮バランスが存在している。つまり、それは、最終ではなかったのだ。
迷宮数とは、何か?
ただの無理数ではない。哲学的な意味を持ち、日体大の集団行動のような粛々としつつ躍動を持つ世界。
数学とは何か?
数字とは何か?
数列とは何か?
等しいとは何か?
それを、静かな気持ちで考えたくなる世界だ。
つまり、生きるとは何か?
人生におけるバランスとは何か?
心とは何か?
何故、生まれ死ぬのか?
生きるとは迷宮。死ぬとは、脱することなのか?
そんな、迷宮バランスを解明したい。
新しい世界がある。
もし、等式不成立を最終とするなら、そこには絶望しかない。等式がただ成立しないという現実しかない。それを証明して何を得られると言うのか?
本当に力を注ぐべきことは、別にある。
フェルマーの最終定理が、それを教えてくれた。
そう、思う。
次回から、迷宮バランスの謎にチャレンジしたい。
続きます。
フェルマーの最終定理。3乗等式も、一部の無理数により成立していた。または、迷宮数によって、完全に否定されている。二者択一ですな?
なんとなく分かった。僕が言いたいこと。
おいおいの世界だな。笑。
あのね。無理数という言葉への不満なんだ。ルート2は、無理数と言いながら掛けると2になる。あの小数点以下どこまでも続く数字が、何故、掛けると整数になる?
ならば、3乗世界の無理数も、3乗した時点で整数にさせてくれ。無理数ならば、それが当然だ。
違いますか?
つまり、3乗世界において、フェルマーの最終定理は、成り立っているのだ。
可笑しいですか?
変ですか?
ルート2は、否定しないんでしょ?
あの小数点以下の数字が、二乗によって整数になる瞬間を見せて下さいよ。
勝手ですよね。ご都合主義だ。
あの3乗世界の無理数とは何なのか。やはり、それがポイントだ。便宜上の無理数ではない。ある意味、円周率に近いものなのかも知れない。
※突然、ここから読んだ人は、訳がわからないでしょうね。まあ、氷点下の寒さで、爺が壊れたと、思って下さい。
まずは、名付けたい。
迷宮数。うん、これが良い。迷宮数、良い響きだ。掛けても整数にならない信念を感じさせてくれる。迷宮数は、3乗しても整数にはなりません。
二者択一です。
フェルマーの最終定理の3乗等式は、一部の無理数において、成立している。
フェルマーの最終定理の3乗等式は、迷宮数によって、すべてが成り立たない。
※一部とは、あまりにも無理矢理な物は除き、ピタゴラス数的なバランスでという意味合いです。
如何でしょうか?
ただの、極論ですか?
※本人も、飛躍し過ぎだと思いつつ。笑。
教えてください。『どんな正立方体も、それより小さな正立方体を除いた後に残る物体で、一辺が整数の正立方体を作ることは出来ない。その一辺は、常に無理数である』は、フェルマーの最終定理の3乗等式が成立しない理由になれないのですか? それより、新しい世界を見たいな。
僕が言いたいことの言葉が見つからない。
何故、4乗は、これで決したのに、3乗は、決しない?
まず、基本はこれかな?
僕は、自分が大発見をしたなんて思ってない。すれ違い、勘違いに、気付いただけのことだ。忘れられたかのような存在にスポットライトを当てた。
おそらく、これを読んだ数学に詳しい人にとっては、ただの無意味に過ぎないのだろう。
でも、そうじゃない。言葉がないんだ。無理数という言葉以外の言葉。無理数では、あまりに、悲しい。あまりに淋しい。
いよいよ、錯乱迷宮だ。
3乗数列とは、ある意味、さざ波だった。決して大津波ではない。
一致しそうな波が来る。しかし、見事に完全一致しない。そう、日体大の集団行動のように。あのクロスしながらぶつからない世界、あれが3乗世界だった。
そうさせたのは、無理数。
そう、そこなんだ。無理数。
神心数というような響きがほしい。無理数じゃない。さらに、僕が言いたいのは、ルートじゃない。質が違う数字なんだということ。つまり、三次元数学における数字。
集団行動も、より複雑に立体にクロスしたみたいな。
ひどい言い方をすれば、ルートは、辻褄合わせ。しかし、この3乗無理数は、数字の神様の意思と言うような信念を感じる。
うまく書けないな。
われわれの理解では説けない呪文みたいな。しかし、立体世界においては、まったく謎でもなんでもない世界。
僕は、あの無理数が、整数になる瞬間も見ました。視点を変えれば。
360年間、解けたか解けなかったかなんて、僕は、どうでもいい。それは、ただの誤解だ。見解の相違だ。前にも書いたが、問うべき位置が違う。
また、時間を置きたい。うまく書けない。新しい世界に対しての魅力が書きたいのに、うまく書けない。
続きます。
□『フェルマーの最終定理』。3乗等式が成り立たない理由。complete❗ 2018.1.25 午前11時発表。「みんなで正しいかどうか、確かめて見て下さい」
フェルマーの最終定理。3乗等式が成り立たない理由。
証明論文ではありません。証明イメージです。
まず、頭の中に、正立方体をイメージして下さい。
それが出来たら、今度は、無限に関してのイメージを作ります。
無限とは、何処までも続く世界。自分のいる所から遠くへイメージした人は、修正して下さい。目の前にあるものです。
さて、答えは、簡単、シンプルです。感動もありません。以前から書いているようになぁんだぁの世界です。
まず、頭の中の正立方体の一辺を、10センチにして下さい。
そこから、9センチの正立方体を抉り取ります。何か、残りましたね。
1000-729=271
271の固まりです。果たして正立方体になるでしょうか?
6×6×6=216より55大きく、7×7×7=343より72小さな存在です。
さて、無限スイッチを作動します。
一辺を100センチにして下さい。
今は、1000000の世界です。比較しているのは一辺が、90センチの正立方体です。729000でした。差は、271000です。つまり、
64×64×64=262144より大きく
65×65×65=274625より小さい存在です。
さあ、行きます。一辺を10000センチにして下さい。
1000000000000です。比較しているのは9000センチの正立方体。729000000000。その差は、271000000000です。
さあ、どれくらい狭く出来るが?
6471の3乗と、6472の3乗の間でした。
まだまだ遠いです。
もう、お分かりですね。無限とは、細分化することなんです。
そして、結論は、アンドロメダ星雲まで行っても無理です。つまり、無理数なんです。
また、10センチに戻します。8センチの正立方体との差は、1000-512=488。
7の3乗の343より大きく、8の3乗の512より小さい。
また、無限スイッチを作動しますか?
するまでもなく、無理数です。
たとえば、今、10センチの正立方体を5センチにして、4センチや、3センチと比較しても同じ。アンドロメダ星雲へ行っても無駄です。
つまり、『どんな正立方体も、それより小さな正立方体を除いた後に残る物体で、一辺が整数の正立方体を作ることは出来ないのです』。
フェルマーの最終定理。3乗等式が成立しない理由でした。
以上。
※いろいろご確認下さい。もし、無理数でなかったら、事件です。等式が成立してしまいます。アンドロメダ星雲で。笑。
※そのほうが新聞に載りますね。発見を期待しています。
古間氏の最終邸での殺人。『フェルマーの最終定理のトラップ』 序章 ミステリー短編小説
『古間氏の最終邸での殺人』
-フェルマーの最終定理のトラップ-
序章
古間氏が建てた最後の洋館で殺人事件が起きた。
被害者は、阿部氏。
等式建設の社長。
容疑者は、二人。
「えっ、待って下さいよ」
声を上げたのは、私立探偵の太郎だった。
「おお、太郎君。待ってたぞ」
証明署、殺人課、真面警部補が、笑った。
「はるばる京都から来たのに、簡単な事件みたいじゃないですか? いや、不謹慎だな、この、言い方は」
私立探偵の太郎は、昨日の夜に、京都を出発していた。
「被害者の次女、平子さんと、同級生なんだって?」
そうなのだ。一週間前に、同窓会があり、そこで別荘に誘われた。しかも、日付指定で。
「はい。平子さんは、どこですか?」
「それがなぁ、太郎君。平子さんは、容疑者の一人なんだ。しかも、凶器を持って立っていた。被害者の側に」
「なんという」
太郎は、頭を抱えた。
脅迫状が届いた。日付指定で殺すと。それが明日の日付だった。だから、太郎は、やって来たのだ。
なのに、依頼者が容疑者。
事件のことは、来る途中で聞いていた。古間氏の最終邸宅がわからなかったので、聞いて歩いていたら、パトカーの止まった家の前に出た。
この家のことを古間氏の最終邸宅などと呼ぶ人は、ご近所にはいなかった。
「太郎君」
太郎が、振り向くと、平子がいた。
「ありがとう。来てくれたんだ」
抱きついて来た。
「待ってくれよ」
太郎は、平子と親しかった記憶がない。大体、顔も覚えていなかった。ただ、一度、フェルマーの最終定理に関係す別荘があると聞いて、話がしたいと思いながら、卒業した。
それを、思い出して、平子に話しかけたのだった。
太郎は、理数科ではないが、フェルマーの最終定理には、普通以上の興味があった。理由は特にない。子供の頃から、謎と何故が好きなだけだ。
平子は、抱きついた割には、素っ気なくソファに座っていた。
「いろいろと事情は伺いました」
部下からメモを受け取り、真面警部補が言った。
「悲鳴を聞いて部屋へ入ると、誰かが立っていた。ナイフで襲ってきたので、えっ、そのあとは記憶にない。気付くとナイフを持って立っていた。そうですね」
「はい」
「そのナイフを持っていたのが、三条さんだと言われましたね」
「はい。彼女に見えました」
三条久美子は、安部氏の秘書だ。
肩に深い傷をおっていたので、近くの病院に行っている。
他に、いたのは、専務取締役の野呂伊。
野呂伊は、別棟にいて、騒ぎを聞いてからこの、屋敷に入ったと言ったらしい。
だから、容疑者は、二人か。
太郎は、独り言のように、呟いた。
しばらくして、三条久美子が、戻って来た。驚くほどの美人だった。
「三条さん。彼は私立探偵です。まあ、本来は、そんな人物が立ち会うことは希なんですが、本日は、平子さんの依頼で」
「はい。聞いております」
「それは、有難い。太郎は、甥なんですが、子供の頃から、なかなか推理の力が」
真面警部補が、頭をかいた。
「それでは、お伺いします」
太郎が、顔を上げた。
「僕は、次女の平子さんのことをあまり知りません。だから、弁護をするつもりはありません。僕は、守ってと言われただけです」
そして、立ち上がった。
「ピエール・ド・フェルマー。フランスの数学者です。私は、驚くべき証明を見つけたが、この余白は狭すぎる。ととある書物の余白に書き残しました。その書物とは、ディオファントスの算術という本で、実物は焼失したと言われています。しかし、平子さんは、僕に、こう言いました。その本のせいて脅迫されていると」
居間の書棚を眺めながら、太郎は、続けた。
「まさか、こんな所にあるわけがないですね」
「はい。父の金庫の中だと思います」
平子が答えた。
「不思議なんです。この異常な空間は、何なのですか? 古間氏の最終邸宅。次女と三条さん。まるで茶番劇だ。しかも、ご近所では、この家を古間さんの家と言う人は、誰もいない」
睨み付けるような目を、平子に向けながら、太郎は、続けた。
「あなたは、何故、僕を招待したのですか? まず、それが聞きたい」
「あなたなら、守ってくれると思ったから」
「守る? 何から、守るのですか?」
沈黙が場を支配していた。
「あなたは、平子さんに言ったそうですね」
三条久美子だった。
「フェルマーの最終定理は、解けている、と」
見栄だった。詳しいんでしょ、と聞かれ、とっさについた嘘に近い見栄だった。
「すると、それが理由なのですか?」
平子と、三条は、うんと、頷いた。
「わからない。それと殺人事件とはどんな関係があるのでしょうか?」
「フェルマーは、あの書き込みで、何を言おうとしたのか。それが、すべてです。殺人などは、単なる見せしめ」
そう言って微笑んだのは、三条久美子だった。美しさが恐怖を滲ませていた。
「探偵さん。犯人が誰か。知りたいですか?」
「はい。もちろんです」
「ピエール・ド・フェルマー」
平子と、三条が、同時に言った。
また、沈黙が、部屋を支配した。
次回、『フェルマーのトラップ』に、続く。