素数判定法②。「犯人はスーツを着ていました」の巻。
続きです。
これについてです。
同じじゃんと言う人は、元々、素数と素数の差は、偶数だよ。と笑うでしょう。
なるほどです。納得です。
僕も、実は、そう思います。笑。
でも、無理矢理にでも、違うことを証明したい。そう考えて工夫しています。
素数を犯人、コンピューターを刑事として、考えます。
「刑事さん。犯人は二人組で、スーツを着ていました」
目撃証言です。
これが、素数×素数の場合です。
スーツを着た7から順に取り調べです。電卓で割る作戦と同じ。
または、工夫して、その調べたい自然数のルート数を計算して、目星をつけることも出来ます。
「犯人は、まだ、現場の近くにいるはずた」
じゃあ、素数×(素数+偶数)は、どうなのか。
「刑事さん。二人の年齢は近い感じでした。同い年ではないみたいです」
捜査は、近い関係の素数を調べます。調べたい自然数の大きさで、近い素数は、限定出来ます。
かなり、スーツを着た、から、具体的になった有力情報だと思いませんか?
しかし、発見出来ない。
「刑事さん。すいません。上司と部下かも、十歳くらい離れていたかもわかりません」
「また、すいません。親子くらいだったかも」
「じいさまと孫みたいでした」
笑いますね。
ローラー作戦と、年齢差からの犯人探し。どちらが、先に犯人を捕まえるか?
運、不運も、あるけれど、僕には、後者だと思えるのです。
いかがでしょうか?